じゃがアリゴで話題!フランス郷土料理アリゴの本格&簡単レシピ

アリゴとは フランス伝統料理 チーズが伸びる人気レシピ 乳製品
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アリゴ(Aligot)は、フランス中南部オーブラック地方発祥の郷土料理で、じゃがいもとチーズを練り合わせた「びよーん」と伸びる食感が最大の魅力です。本記事では、伝統的な本格レシピからSNSで話題の時短版「じゃがアリゴ」まで、材料選びや失敗しないコツ、アレンジ・ペアリングまで分かりやすく解説します。熱々の一皿で寒い日やホームパーティーを盛り上げたい方にぴったりのレシピです。

アリゴとは?起源と特徴

アリゴ(Aligot)は、フランス オーブラック(オーヴェルニュ)地方発祥の郷土料理で、主にじゃがいもにチーズを練り込んで作ります。特徴はとろけてよく伸びる食感。元々は寒冷地で栄養を補うための家庭料理で、地元の「トム系」(熟成が浅く溶けやすいチーズ)を使って作られていました。

じゃがありごを作る様子|じゃがりことチーズで作る簡単アリゴ
伸びるチーズが楽しいじゃがアリゴ

ポイント:本格のチーズが手に入らない場合は、モッツァレラやピザ用のとろけるチーズ、またはグリュイエールを組み合わせることで「伸びる」食感に近づけられます。

材料(4人分目安・本格)

材料分量役割
じゃがいも(男爵推奨)1kgベースのマッシュ
トム・フレーシュ(またはモッツァレラ+グリュイエール)400〜500g伸びる食感を生む
にんにく1〜2片風味づけ
バター50gコクを追加
牛乳または生クリーム100〜200ml(調整)滑らかさ調整
塩・黒こしょう適量味付け

簡単版(SNSで人気の「じゃがアリゴ」)

  • じゃがりこ(1カップ相当)、さけるチーズ1本、お湯150ml — 時短の「伸びるおやつ」

作り方 — 本格アリゴ(ステップごと)

  1. 下準備:じゃがいもは皮をむき一口大に切る。にんにくは薄切りまたは潰す。
  2. 茹でる:じゃがいもを塩少々を入れた湯で柔らかくなるまで茹でる(約15〜20分)。串がスッと通ればOK。
  3. マッシュ:湯を切り、熱いうちに裏ごしまたはしっかりマッシュして滑らかにする。
  4. 風味出し:鍋にバターを溶かし、にんにくを軽く炒める。牛乳を加えて温める(沸騰させない)。
  5. 合わせる:温めた牛乳バター液にマッシュポテトを入れ、弱火でゆっくり混ぜながらチーズを少量ずつ加える。
  6. 練る:チーズを加えたら木ベラやゴムベラで根気よく練る(10〜15分)。生地が滑らかになり、糸を引くように伸びれば完成。
  7. 盛り付け:熱いうちに皿に盛り、ステーキやソーセージの付け合わせとして提供する。

失敗しないコツ:

  • チーズは一度に入れず少しずつ加える。
  • 強火で急に加熱すると分離するので弱火でじっくり。
  • チーズの水分や脂肪分で伸びや滑らかさが変わるので、牛乳で調整する。

簡単「じゃがアリゴ」の作り方(SNS向け・5分)

  1. カップにじゃがりこ(1カップ)とちぎったさけるチーズ1本を入れる。
  2. お湯150mlを注ぎ、3〜4分置く。
  3. よく混ぜて伸び感をチェック。お好みでかつお節・白だしを加える和風アレンジもおすすめ。

※おやつ感覚の簡易版ですが、油分・塩分が高めなので量には注意。

おすすめアレンジ・ペアリング

  • ベーコン&黒胡椒:炒めたベーコンを混ぜてうま味を追加。
  • ピリ辛:チリフレークや唐辛子オイルでアクセント。
  • 和風:かつお節+醤油少々で和テイストに。
  • ペアリング:重めの赤ワイン(カベルネ系)や、コクのあるビール(ペールエール)と好相性。

栄養・カロリー、保存と再加熱

目安:1人分(本格)= 約500〜700kcal(チーズの量による)。炭水化物(じゃがいも)+タンパク質・脂質(チーズ)が豊富で満足感が高いメニューです。

保存

  • 冷蔵:密閉容器で2日程度。
  • 冷凍:食感が変わるため非推奨(どうしてもなら冷凍可、解凍後は牛乳で伸ばして再加熱)。

再加熱のコツ

弱火で牛乳少量を加えながら丁寧に混ぜると滑らかさが戻りやすいです。電子レンジは加熱ムラが出るため注意。

よくある質問(FAQ)

Q. アリゴの代用チーズは?

A. トム・フレーシュが理想ですが、手に入らない場合はモッツァレラ(低水分タイプ推奨)+グリュイエールを混ぜると近い食感になります。

Q. チーズが伸びない・固くなる原因は?

A. チーズの種類、加熱温度、加えるタイミングが影響します。強火で一気に加熱すると分離しやすいので、弱火で少しずつ混ぜてください。

Q. じゃがアリゴはアレンジが多い?

A. はい。明太バター味、かつお節和風、辛味追加など多彩なアレンジがSNSで人気です。

まとめ

  1. アリゴの特徴と起源:フランス・オーブラック地方の家庭料理。じゃがいも+溶けるチーズを練って作る、伸びる食感が特徴。
  2. 主要材料:じゃがいも(男爵推奨)・トム系チーズ(理想)またはモッツァレラ+グリュイエール代用・にんにく・バター・牛乳。
  3. 本格レシピの流れ:じゃがいもを茹でて裏ごし→バターと牛乳で温め→マッシュにチーズを少しずつ加え弱火で根気よく練る(約10–15分)。
  4. 簡単版(じゃがアリゴ):じゃがりことさけるチーズ+お湯で手軽に再現。時短で楽しめるが塩分・油分に注意。
  5. 失敗しないコツ:チーズは一度に入れない、強火で加熱しない、牛乳で滑らかさを調整することが重要。
  6. アレンジと相性:ベーコンや唐辛子、和風(かつお節)アレンジが人気。ステーキやソーセージ、赤ワインやビールと好相性。
  7. 保存と再加熱:冷蔵で2日程度。再加熱は弱火で牛乳を足しながら混ぜると滑らかさが戻りやすい。冷凍は食感変化のため非推奨。

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この記事を書いた人

神奈川県横浜市の非農家に生まれる。実家では犬を飼っており、犬部のある神奈川県立相原高校畜産科学科に進学。同級生に牛部に誘われ、畜産部牛プロジェクトに入部。牛と出会う。

大学は北海道の酪農学園大学に進学。サークルの乳牛研究会にて会長を務める。ゼミでは草地・飼料生産学研究室に所属。

今年で酪農歴10年!現在は関西の牧場にて乳肉兼業農場の農場長として働いています。

【保有免許・資格・検定】普通自動車免許・大型特殊免許・牽引免許・フォークリフト・建設系機械・家畜商・家畜人工授精師・日本農業技術検定2級・2級認定牛削蹄師

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