牛乳石鹸は乳製品ではありませんが、乳脂肪など牛乳由来成分を原料として活用している日用品です。固形石鹸の定番として長年愛されてきた牛乳石鹸 青箱(カウブランド 青箱)。 「さっぱりする」「ニキビに良い」といった声が多い一方、本当に顔に使って大丈夫なのか、 赤箱との違いは何なのか、気になる方も多いはずです。
本記事では、メーカー公式情報と成分表の確認に加え、 筆者が実際に1か月使用した体験をもとに、 肌質別の向き不向きを専門的な視点で解説します。
牛乳石鹸 青箱の基本情報

| 商品名 | 牛乳石鹸 青箱(カウブランド) |
|---|---|
| タイプ | 固形石鹸(さっぱりタイプ) |
| 香り | ジャスミン調のさわやかな香り |
| 使用部位 | 顔・体・手洗い |
| 価格目安 | 1個 約100円前後 |
| 製法 | 釜だき製法 |
釜だき製法により、天然のうるおい成分が石鹸中に残りやすいのが特徴です。
成分解析|牛乳石鹸 青箱はなぜ「さっぱり」なのか


主成分:石ケン素地
石ケン素地は皮脂や汚れをしっかり落とす洗浄成分です。 液体ボディソープと比べ、洗浄力が明確で、 皮脂分泌が多い肌との相性が良い特徴があります。
乳脂肪分(牛乳由来成分)
牛乳由来の乳脂肪分が微量配合され、洗いすぎによる乾燥を抑えます。 ただし、赤箱に配合されているスクワランは含まれていないため、 保湿感は控えめです。
専門的に見ると、成分構成は非常にシンプルで、 刺激要因になりやすい成分が少ない設計です。
実体験レビュー|1か月使って感じた使用感

泡立ち
泡立てネットを使うと短時間でキメ細かい泡が作れます。 泡のクッション性が高く、洗顔時の摩擦を抑えやすい点は好印象です。
洗い上がり
洗い上がりは非常にさっぱり。 皮脂がしっかり落ちる一方、極端なつっぱり感はありませんでした。 夏場や運動後の使用では特に快適です。
良かった点
- 皮脂汚れが落ちやすい
- 泡立ちが良く洗いやすい
- 圧倒的なコストパフォーマンス
注意点
- 冬場は乾燥しやすい
- 保湿ケアを省くと肌がつっぱる
牛乳石鹸 青箱と赤箱の違い
| 項目 | 青箱 | 赤箱 |
|---|---|---|
| 洗い上がり | さっぱり | しっとり |
| 保湿成分 | 乳脂 | 乳脂+スクワラン |
| 向く肌質 | 脂性肌・ニキビ傾向 | 乾燥肌 |
| 香り | ジャスミン調 | ローズ調 |
季節や肌状態によって使い分けるのが現実的です。 夏は青箱、冬は赤箱という選択が最も多く見られます。
ニキビ・敏感肌への考え方
青箱は余分な皮脂を落としやすいため、 脂性肌やニキビができやすい人に向いています。 ただし、洗顔後の保湿を怠ると逆に肌バリアが低下するため注意が必要です。
敏感肌の場合は、初回使用前にパッチテストを行うことを推奨します。
まとめ|牛乳石鹸 青箱はこんな人におすすめ
- 皮脂が多く、さっぱり洗いたい人
- 夏用の洗顔・ボディ石鹸を探している人
- コスパ重視で長く使える石鹸が欲しい人
- シンプル成分の固形石鹸を試したい人
牛乳石鹸 青箱は、派手さはありませんが、 日常使いとしてコスパの良い非常に完成度の高い固形石鹸です。 自分の肌質と季節に合わせて使い分けることで、 その良さを最大限に活かせます。
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