フランス・シャンパーニュ地方で生まれた「シャウルスチーズ(Chaource cheese)」は、なめらかな口どけと軽やかな酸味が魅力の白カビチーズです。中世から続く歴史を持ち、シャンパンとの相性は抜群。この記事では、シャウルスチーズの特徴や製法、食べ方、そしてワインや料理との組み合わせまで詳しく解説します。
シャウルスチーズの基本情報
シャウルスチーズ(Chaource cheese)は、フランス・シャンパーニュ地方で生まれた 伝統的な白カビチーズです。原料は牛乳で、ソフトタイプに分類されます。 円筒形の形をしており、直径は約8〜11cm、高さは6cmほど。重さは小型で250〜380g、 大型では450〜700gとバリエーションがあります。

外皮は薄い白カビ(Penicillium candidum)に覆われており、中身はクリーミーで少し崩れやすいのが特徴です。 熟成が進むにつれて外側は柔らかくトロトロになり、中心部分にはホクホクした食感が残ります。
シャウルスチーズの歴史
シャウルスチーズの起源は12世紀頃まで遡るとされ、当初は修道士によって作られました。 名称は生産地の村「シャウルス」に由来し、村の紋章に描かれた猫(シャ)と熊(ウルス)が パッケージデザインに使われることもあります。
14世紀にはフランス王の食卓に並び、王妃マルグリットが故郷の味として愛した記録も残されています。 1970年にはAOC(現在のAOP)認定を受け、品質と伝統が守られるようになりました。 現在でも農家製(フェルミエ)のものは全体の約1割と少なく、無殺菌乳で作られる希少な味わいとして人気です。
製法と特徴
シャウルスチーズは乳酸凝固が中心で、12時間以上かけてじっくり固めます。 牛乳を25〜35℃に温め、少量の凝乳酵素を加えて型に入れ、塩漬けと乾燥を経て最低14日間熟成されます。
- 乳脂肪分は約50%
- 若いものは中心がホクホク、熟成すると外側がトロトロ
- 香りはキノコやナッツ、フルーツのように豊か
- 味わいは軽い酸味と塩味のバランスが特徴
ブリーチーズに似ていますが、シャウルスは塩味がやや強く、芯が残りやすい点が異なります。

シャウルスチーズの味わいと食べ方
シャウルスチーズは熟成度によって風味が変化します。若いものは酸味が強く爽やかで、 熟成が進むとマッシュルームのような香りが増し、よりクリーミーになります。
そのまま食べる
バゲットやクラッカーにのせるのが定番。外皮の白カビと内側のなめらかさを同時に楽しめます。
料理に使う
サラダに崩してトッピングしたり、鶏肉や魚料理のソースに加えるのもおすすめ。 デザートチーズとしてフルーツや蜂蜜と合わせるのも相性抜群です。
シャウルスチーズと相性の良いペアリング
原産地がシャンパーニュ地方であることから、やはりシャンパンとの相性は格別です。 そのほかにも以下の組み合わせが楽しめます。
- 白ワイン(シャブリ、ソーテルヌ)
- 赤ワイン(ブルゴーニュ産の軽めのもの)
- フルーツ(洋ナシ、ブドウ)やナッツ
- 蜂蜜を少量かけてデザート風に
購入方法と保存のコツ
日本ではチーズ専門店や百貨店、通販サイト(楽天市場やAmazon)で購入できます。 価格は250gで1000〜2000円程度。冷蔵庫で保存し、開封後は5日以内を目安に食べ切るのがおすすめです。
熟成度によって味わいが変わるため、食べ比べて好みの状態を見つけるのも楽しみのひとつです。
まとめ
シャウルスチーズ(Chaource cheese)は、フランス・シャンパーニュ地方の伝統的な白カビチーズです。 クリーミーな食感と軽い酸味、熟成による豊かな香りはシャンパンやワインとの相性も抜群。 歴史あるフランスチーズを食卓に取り入れることで、日常にちょっとした贅沢を楽しめます。
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