乳製品265品目が値上げへ|2025年8月の牛乳・ヨーグルト価格改定まとめ

2025年8月の牛乳とヨーグルトの値上げを伝える食品棚のイメージ 乳製品
2025年8月、牛乳・ヨーグルトが一斉に値上げへ
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2025年8月、国内主要メーカーを中心に975品目(うち乳製品265品目)の食品が一斉に値上げされます。とくに牛乳やヨーグルトは毎日の食卓に欠かせないアイテムだけに、家計への影響も気になるところ。本記事では、値上げの背景から具体的な改定率、家庭でできる節約ポイントまで網羅的にまとめました。

牛さん
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乳製品265品目が一斉に値上げ!背景を知って対策を立てよう


1. 2025年8月の食品値上げの全体像

1-1. 値上げ対象と品目数

  • 総食品品目:975品目(帝国データバンク「食品主要195社」調査)
  • 乳製品:265品目(牛乳・ヨーグルト・発酵乳など)
  • 調味料:470品目
  • 加工食品:90品目
  • 原材料:45品目
  • 菓子類:17品目
牛さん
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調味料や加工食品も続々値上げへ…食品全体で975品目!


2. 乳製品(牛乳・ヨーグルト)値上げの詳細

2-1. 生乳価格引き上げの背景

2025年8月1日より、原料となる生乳の飲用乳価が約3%上昇します。これは飼料費やエネルギーコストの高騰を受け、生産者団体とメーカーの交渉で合意されたもの。1リットルあたり約10~15円の小売価格転嫁が見込まれています。

牛さん
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飲用乳価が約3%上昇!牛乳1Lあたり10〜15円の値上げに…

2-2. 主要メーカーの改定内容

メーカー対象品目数値上げ率主な例
明治ヨーグルト60、牛乳13品目 他約2~17%ヨーグルト各種、宅配専用商品23品目も改定
森永乳業牛乳・ヨーグルト他約7%前後「ビヒダス プレーンヨーグルト」139円→149円
雪印メグミルク牛乳・乳酸菌飲料・ヨーグルト 他約2.7~7.4%「恵ビフィズス菌ヨーグルト」140円→150円
よつ葉乳業牛乳・発酵乳・スープ他約3~10%前後各種飲用乳・加工品
牛さん
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明治・森永・雪印メグミルク…主要メーカーが軒並み値上げ!


3. 値上げの主な要因

3-1. 原材料費・エネルギーコスト

飼料価格の上昇と、工場で使う電力・燃料費の増加が収益を圧迫。

酪農業で飼料価格が高騰し悩む酪農家と飼料対策を示すイラスト
輸入飼料の価格上昇や円安の影響で経営が厳しくなる酪農現場。自給飼料の活用や給与設計の見直しといった対応策。

3-2. 物流費・人件費

最低賃金引き上げとドライバーの時間外規制で配送コストがアップ。

3-3. 包装資材費・グローバル要因

プラスチックや紙パックなど資材価格の上昇、海外市場の需要変動も影響。

牛さん
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物流費と人件費の高騰が食品値上げの大きな要因!


4. 消費者への影響と節約ポイント

4-1. 家計への負担増

牛乳やヨーグルトは毎日消費する家庭が多く、年間数千円単位で食費が膨らむ可能性があります。

牛さん
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牛乳・ヨーグルトの値上げで家計に直撃!

4-2. 賢い買い方・節約術

  • まとめ買い割引:業務スーパーやコストコの大容量パックを上手に活用
  • セール情報を活用:各社公式アプリやチラシで特売日をチェック
  • 自家製ヨーグルト:市販品の半額以下で大量生産も可能
  • ふるさと納税を活用:返礼品で地元の牛乳・乳製品がもらえる
牛さん
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ふるさと納税で地域の乳製品をお得にゲット!


5. 今後の見通し

  • 短期:原材料費の高止まりが続く限り、追加値上げの可能性あり
  • 中長期:国の農政支援策や飼料輸入先の多様化によって価格安定化が期待される

原材料費や物流コストの高止まりが続く中、今後も牛乳や乳製品の価格改定は断続的に行われる可能性があります。一方で、価格形成の透明性や持続可能な供給体制を確立するための取り組みも進んでいます。

特に注目されているのが、農林水産省が2025年7月に本格始動した「牛乳WG(ワーキンググループ)」によるコスト指標の作成です。これは、牛乳の生産コストに基づいた価格形成のルール作りを進め、公正な取引や価格の安定化を目指す重要な施策とされています。

牛さん
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農林水産省の牛乳WGが価格形成の透明性向上に注目

このような政策的支援や構造改革が、将来的な価格の安定や消費者への安心供給につながることが期待されています。


6. まとめ

  • 2025年8月1日から生乳価格が約3%引き上げられ、牛乳・ヨーグルトを含む乳製品265品目が値上げ対象
  • 明治・森永・雪印メグミルク・よつ葉など主要メーカーは2~17%の改定を発表
  • 原材料費高騰、物流費・人件費上昇、包装資材費増加が主因
  • 家計影響を緩和するには「まとめ買い」「セール活用」「自家製ヨーグルト」がおすすめ
  • 今後もコスト動向に注視しつつ、国の支援策や企業の価格安定化策に期待

2025年8月の食品値上げは、生乳価格の約3%引き上げを受け、牛乳・ヨーグルトを中心に乳製品265品目が対象となります。家計への影響を最小限に抑えるため、まとめ買い・特売利用・自家製活用などの対策をぜひ取り入れてみてください。

牛さん
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2025年8月、生乳価格が約3%上昇!乳製品全体の値上げが避けられません。


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この記事を書いた人

神奈川県横浜市の非農家に生まれる。実家では犬を飼っており、犬部のある神奈川県立相原高校畜産科学科に進学。同級生に牛部に誘われ、畜産部牛プロジェクトに入部。牛と出会う。

大学は北海道の酪農学園大学に進学。サークルの乳牛研究会にて会長を務める。

今年で酪農歴10年!現在は関西の牧場にて乳肉兼業農場の農場長として働いています。

毎日牛乳1L飲んでます!

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