筋トレやダイエットで効率よくタンパク質を摂りたい──そんなとき頼りになるのが牛肉です。本記事では、文部科学省の食品成分データを基に、牛肉の各部位を100gあたりのタンパク質量でランキング化。『どの部位を・どれくらい食べればいいか』を、用途別(筋トレ・減量・満足感重視)にすぐ使える形で紹介します。
リンク
要点
- 赤身のランプ・もも・そとももが高タンパクで低脂質。筋トレ・減量向き。
- 満足感や風味を優先するならサーロインやバラ。脂質が高い点に注意。
- データは100gあたりの「生(赤肉)」を基準にしているため、調理での水分変化により数値は増減します。

牛肉 部位別タンパク質ランキング(100gあたり・赤肉・生)
※数値は公的データ(日本食品標準成分表 八訂 増補2023年)を基に作成。表内は代表値のため、品種やカットで変動します。
| 順位 | 部位(表記) | タンパク質(g/100g) | 脂質(g/100g) | 向いている用途 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | ランプ(赤肉) | 約21.6 | 約3.0(赤肉) | 減量・筋トレ|ステーキ・ロースト |
| 2 | もも(赤肉) | 約21.3 | 約4.7 | 筋トレ・減量|ローストビーフ、薄切り |
| 3 | そともも(赤肉) | 約21.2 | 約3.9 | 同上|コストパフォーマンス良 |
| 4 | ヒレ(赤肉) | 約20〜21 | 比較的低め | 高タンパク低脂質|ステーキ・ソテー |
| 5 | かた(肩・赤肉) | 約19〜19.5 | やや中程度 | 煮込み・薄切り|コスパ良 |
| 6 | リブロース(赤肉) | 約16〜18 | やや高め | ステーキ・贅沢食に |
| 7 | サーロイン(赤肉) | 約16〜18 | 高め | 満足感重視のステーキ |
| 8 | ばら(脂身付き) | 約12〜14 | 非常に高め | 焼肉・コク重視 |
| 9 | ひき肉(赤身比率による) | 約16〜20 | 配合により変動 | ハンバーグ、ミンチ調理 |
| 10 | 内臓(例:レバー) | 部位により高め(種類による) | 部位による | 栄養密度高め(鉄・ビタミン豊富) |
ポイント:上表は「赤肉・生」を基準にした数値です。商品・品種(和牛/輸入牛)や「脂身つき/皮下脂肪なし/赤肉」の条件で値が変わるため、購入時は表示ラベルを確認してください。

部位ごとの実務的な使い分け(農場・厨房の視点)
筋トレ・減量目的(タンパク質重視)
ランプ・もも・そとももは赤身中心でタンパク質比率が高く、カロリーを抑えて筋肉合成に必要なタンパク質を効率的に摂取できます。調理は過度に脂を使わないソテー・蒸し・ローストがおすすめです。

満足感・風味重視(味を優先)
リブロース・サーロイン・ばらは脂が多く味が濃いので、たまの“ご褒美食”や薄く切って少量を味わう用途に向きます。

コスパ重視の現場運用
そともも・かたは頻度の高いメニューでも使いやすく、下処理(筋切り・薄切り)で柔らかく仕上げられます。

調理で注意したいポイント(栄養の取りこぼしを防ぐ)
- 加熱で水分が蒸発し、重量当たりのタンパク質数値は変化します(調理後の100gあたりでは数値が上がることが多い)。
- 脂身を切り落とすとタンパク質比率は相対的に上昇するが、風味も減るため調理法で補う。
- 内臓(レバー等)は鉄・ビタミンB群が豊富。タンパク質以外の栄養補給も検討する。

よくある質問(FAQ)
Q:鶏むねと比べて牛ももはどれくらい違いますか?
A:鶏むね(皮なし)は100gあたり約23g前後と高タンパクで、牛もも(約21g前後)と比べわずかに高いです。ただし牛肉は鉄や亜鉛が多く、栄養の“種類”が異なります。
Q:減量中におすすめの調理法は?
A:網焼き・グリル・ローストで余分な油を使わず短時間で火を通す方法が向きます。ソースは低糖・低油で。
まとめ
- 高タンパク狙いならランプ・もも・そとももを選ぶ(100gあたり約21g前後)。
- 調理での水分変化と「脂身つき/赤肉」の違いを理解して選ぶ。
- 栄養的なバランスを取りたいときは、牛肉の赤身+鶏むねや内臓(必要に応じて)を組み合わせるのが現実的。
リンク
※本サイトで紹介している商品・サービス等の外部リンクには、アフィリエイト広告が含まれる場合があります。
© 2026 らくする|酪農専門メディア.




