マスカルポーネチーズとは?作り方・保存・レシピ(ティラミス&リゾット)

マスカルポーネチーズの作り方と人気レシピ|ティラミス・リゾットに最適な滑らかチーズ 乳製品
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マスカルポーネチーズは、ティラミスをはじめスイーツや料理の仕上げに使われる、滑らかでコクのあるイタリア発祥のクリーム系チーズです。本記事では「マスカルポーネとは何か」から、家庭での簡単な作り方、保存のコツ、栄養情報、そしてティラミスやリゾットなど実際に使える人気レシピまで、すぐに作って使える実践的な内容を写真付きでわかりやすく紹介します。

マスカルポーネとは

マスカルポーネはイタリア北部で生まれたクリーム系のチーズで、原料は主に牛の生クリームです。テクスチャーは非常に滑らかで、風味はやや甘く酸味は少なめ。構造的には「固めたクリーム」に近く、塗る・混ぜる用途に向いています。クリームチーズと似ていますが、マスカルポーネの方が脂肪分が高く(一般的に60%前後)軽い酸味が少ないのが特徴です。

クリームチーズとマスカルポーネの食べ比べ
様々なクリームチーズとマスカルポーネを並べて食べ比べ

起源・歴史(短く)

起源はイタリアのロンバルディア州。農村で牛のクリームを有効活用するために作られたのが始まりで、後にデザートの材料として広まりました。現在ではイタリア全国で愛用され、伝統料理やスイーツに欠かせない食材です。

家庭での作り方(基本レシピ)

市販品を買うのが最も手軽ですが、家でも簡単に作れます。材料と手順をわかりやすくまとめます。

材料(約200〜250g分)

材料分量
生クリーム(乳脂肪35〜48%のもの)200〜250ml
レモン汁(またはクエン酸溶液)小さじ1〜大さじ1(好みで調整)

手順(初心者向け・安全に作るコツ付き)

  1. 鍋に生クリームを入れ、弱火〜中弱火でゆっくり加熱する。沸騰させない(表面に小さな泡が出る直前で止める)。
  2. 火を止めてレモン汁を加え、木べらでやさしくかき混ぜる。数分でとろみが出る。
  3. 常温に冷ましてから、チーズクロスや目の細かい布を敷いたザルで濾す(冷蔵庫で1〜2日かけて水分を抜くとより固まる)。
  4. 濾した後は清潔な容器に入れ冷蔵保存。2〜5日以内に使い切るのが基本。

ポイント:加熱はゆっくり。高温だと風味が飛ぶことがあるため注意。使用する生クリームは新鮮なものを選んでください。

栄養と注意点

マスカルポーネは高脂肪・高カロリーです。目安として100gあたり約450kcal前後、脂肪分はおよそ60%程度とされています(商品により差があります)。タンパク質やカルシウムも含みますが、コレステロールや飽和脂肪酸が気になる方は少量使用をおすすめします。

  • 高カロリー:デザートに少量使うのが一般的
  • 保存:開封後は冷蔵で早めに使用(2〜5日が目安)
  • アレルギー:牛乳由来のため乳アレルギーのある方は注意

使い方・相性の良い食材

甘味との相性が抜群で、フルーツ・チョコレート・コーヒーとよく合います。また、塩味の料理にも使え、スープやリゾットに加えると濃厚さが増します。

相性の良い食材の例

  • コーヒー、ココア(ティラミス)
  • ベリー類、はちみつ
  • 生ハム、サラダ(塩味の前菜に)
  • パルメザンやゴルゴンゾーラ(リゾットやパスタ)

おすすめレシピ(すぐ作れる短時間メニュー)

1. 本格ティラミス(簡易版)

材料(4人分):マスカルポーネ 250g、卵黄2個、砂糖60g、マスカルポーネを柔らかくするための生クリーム50ml、エスプレッソ(または濃いコーヒー)適量、ビスケット(サヴォイアルディ等)適量、ココア少々。

  1. 卵黄と砂糖を白っぽくなるまで混ぜる。マスカルポーネと生クリームを加えて滑らかにする。
  2. ビスケットをコーヒーに浸して器に敷き、クリームを重ねる。数回繰り返す。
  3. 冷蔵庫で数時間〜一晩冷やし、仕上げにココアを振る。

※卵を生で使う場合は新鮮な卵を用いるか、加熱処理済みの卵黄ペーストを使うと安心です。

ティラミス デザートプレート
クラシックなイタリアンティラミス

2. マスカルポーネのブラウニーフロスティング

濃厚チョコレートケーキに合わせるクリームとして。マスカルポーネ200gに粉糖50〜70gを混ぜるだけで、軽い酸味のある濃厚クリームになります。ベリーやナッツを添えるとバランス良し。

3. クリーミー・マスカルポーネリゾット

仕上げにマスカルポーネを加えるだけで簡単にコクが出ます。バター、玉ねぎ、米、白ワイン、ブイヨンで米を炊き、火を止めた直後にマスカルポーネを加えてよく混ぜると滑らかになります。

代用・アレンジ(マスカルポーネが無い時)

市販のクリームチーズを使う方法が一般的ですが、風味が異なるため「ティラミス風」と表現するのが無難です。クリームチーズをヨーグルトや生クリームと混ぜるとより近くなります。

  • クリームチーズ+生クリーム(1:1で混ぜる)
  • クリームチーズ+無糖ヨーグルト(酸味を調整)
  • ギリシャヨーグルト(脂肪分が低めだがヘルシー)

よくある質問(FAQ)

Q. マスカルポーネとクリームチーズの違いは?

A. マスカルポーネはより高脂肪で滑らか、酸味が少ない。クリームチーズは凝固が強く酸味がある。

Q. 家で作ったマスカルポーネはどれくらい日持ちしますか?

A. 冷蔵で2〜5日が目安。作り置きするより使い切る量を作るのがおすすめです。

Q. 子どもや高齢者にティラミスを出す際の注意は?

A. 生卵を使う伝統レシピは食中毒リスクがあるため、加熱処理済みの卵やパスチャライズド製品を使う、または卵不使用レシピを選ぶと安全です。

まとめ

  • マスカルポーネは「固めたクリーム」:高脂肪で滑らかな口当たり、酸味は少なめ。ティラミスの主役。
  • 家庭で簡単に作れる:生クリーム+酸(レモン汁やクエン酸)で加熱→凝固→濾すだけ。保存は冷蔵で数日が目安。
  • 使い方は多彩:デザート(ティラミス、ブラウニーのフロスティング)、料理(リゾットの仕上げ、前菜)に最適。
  • 代用は可能だが風味が変わる:クリームチーズ+生クリームやヨーグルトで近づけられる(「ティラミス風」と表記)。

マスカルポーネは「滑らかでコクのあるクリーム状チーズ」。ティラミスの主役でありつつ、リゾットや前菜の仕上げに使える万能食材です。家庭でも簡単に作れるので、まずは少量で試してみましょう。

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この記事を書いた人

神奈川県横浜市の非農家に生まれる。実家では犬を飼っており、犬部のある神奈川県立相原高校畜産科学科に進学。同級生に牛部に誘われ、畜産部牛プロジェクトに入部。牛と出会う。

大学は北海道の酪農学園大学に進学。サークルの乳牛研究会にて会長を務める。ゼミでは草地・飼料生産学研究室に所属。

今年で酪農歴10年!現在は関西の牧場にて乳肉兼業農場の農場長として働いています。

【保有免許・資格・検定】普通自動車免許・大型特殊免許・牽引免許・フォークリフト・建設系機械・家畜商・家畜人工授精師・日本農業技術検定2級・2級認定牛削蹄師

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