牛乳は何群?6つの基礎食品群での役割と酪農家が教える栄養の秘密

牛乳は第2群の理由と栄養ポイントをわかりやすく解説するイメージ 乳製品
牛乳が第2群に分類される理由と栄養のポイントを紹介。
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牛乳って、6つの基礎食品群だと何群になるの?

毎日の食事バランスを考える際、ふと疑問に思うことはありませんか?

結論から言います。牛乳は「第2群(無機質)」に分類されます。

この第2群は、私たちの骨や歯をつくるカルシウムを供給する、健康維持に欠かせない重要なポジションです。

こんにちは、関西で酪農を営んでいるみやむーです。
酪農業界に入って今年で10年。毎日牛と向き合い、新鮮な生乳を出荷している私が、単なる「分類」の話だけでなく、「なぜ牛乳が第2群の主役なのか」、そして「プロがおすすめする効果的な飲み方」について解説します。

この記事を読めば、学校の家庭科で習った知識がアップデートされ、今日からコップ1杯の牛乳が「最強の健康パートナー」に変わるはずです。

基本のおさらい:6つの基礎食品群とは?

まず、日本の栄養指導(学校給食など)で使われている「6つの基礎食品群」について簡単に整理しましょう。

これは、5大栄養素(炭水化物、脂質、たんぱく質、無機質、ビタミン)をバランスよく摂るために食品を6つのグループに分けたものです。

  • 1群(体をつくる):魚、肉、卵、豆 → たんぱく質
  • 2群(体をつくる):牛乳・乳製品、小魚、海藻 → カルシウム(無機質)
  • 3群(調子を整える):緑黄色野菜 → カロテン
  • 4群(調子を整える):その他の野菜、果物 → ビタミンC
  • 5群(エネルギー):穀類、いも、砂糖 → 炭水化物
  • 6群(エネルギー):油脂類 → 脂肪

このように、牛乳は「体をつくる」グループ(赤色群)に属しています。

六つの基礎食品群のイラストと食品例
栄養バランスを考えた六つの基礎食品群。

牛乳は「第2群」!骨と歯の形成を支える役割

第2群」の最大の役割は、骨や歯を丈夫にすることです。
現代の日本人が最も不足しやすい栄養素の一つがカルシウムですが、牛乳はこの第2群のエース的存在です。

2群に分類された六つの基礎食品のイラスト
2群に分けた六つの基礎食品の分類イメージ。

なぜ牛乳が第2群の主役なのか?

小魚や海藻も第2群に含まれますが、牛乳には圧倒的な強みがあります。それは「吸収率の高さ」です。

食品カルシウム吸収率
牛乳・乳製品約40%
小魚約33%
野菜(小松菜など)約19%

🐮 酪農家みやむーの視点

私たち酪農家は、牛自身の健康管理でも「」を非常に重要視します。足腰が丈夫でないと健康な牛は育ちません。人間も同じです。特に成長期のお子さんや、骨密度が気になり始めるシニア世代にとって、「吸収率が良い第2群」を摂ることは、将来の健康への投資になります。

カルシウムだけじゃない!酪農家が語る栄養の凄さ

牛乳は「カルシウムの宝庫」として知られますが、実は三大栄養素(たんぱく質・脂質・炭水化物)もバランスよく含まれる「準完全栄養食品」です。

コップ1杯(200ml)に含まれる主な栄養素を見てみましょう。

  • 良質なたんぱく質(約6.8g):
    必須アミノ酸9種がバランスよく含まれています。筋肉や血液をつくる材料になります。
  • ビタミンB群:
    皮膚や粘膜の健康を保つビタミンB2や、造血作用のあるビタミンB12が豊富です。
  • 乳糖(炭水化物):
    エネルギー源になるだけでなく、腸内の善玉菌を増やして便秘予防に役立ちます。また、カルシウムの吸収を助ける働きもあります。

第2群だからカルシウムだけ」と思われがちですが、実は第1群(たんぱく質)に近い働きもしてくれるのが牛乳のすごいところなんです。

健康効果を最大化!牛乳の上手な飲み方

せっかく飲むなら、効率よく栄養を摂取したいですよね。酪農家としておすすめする摂取ポイントを3つ紹介します。

1. 1日の目安量はコップ1〜2杯

成人であれば1日200ml(コップ1杯)が目安です。これで1日に必要なカルシウムの約3分の1をカバーできます。成長期のお子様なら給食を含めて400ml程度が理想的です。

新鮮な牛乳のグラスとボトル|朝食やカルシウム補給のイメージ
新鮮な牛乳で一日をスタート

2. 朝食に「第1群」や「5群」とセットで

朝食に牛乳(2群)を取り入れると、パンやご飯(5群)、卵(1群)と合わせて栄養バランスが一気に整います。
「パンとコーヒー」を「パンと牛乳(カフェオレ)」に変えるだけでも大きな違いです。

3. お腹がゴロゴロする人は「温めて」

牛乳を飲むとお腹が緩くなる(乳糖不耐症)方は、以下の方法を試してみてください。

  • 人肌程度に温めて(ホットミルクにして)ゆっくり飲む
  • ヨーグルトやチーズなど、発酵した乳製品(同じ第2群)で代用する
  • 料理(シチューやスープ)に使う
  • A2ミルクを活用する

まとめ:牛乳を第2群の主役に!

今回は「牛乳は何群?」という疑問から、その栄養価と活用法について解説しました。

記事のポイント

  • 分類の正解:牛乳は6つの基礎食品群の「第2群」(体の組織をつくる・無機質)。
  • 栄養の強み:カルシウム吸収率が高く、たんぱく質も豊富な栄養の優等生。
  • おすすめのアクション:明日の朝食にコップ1杯の牛乳をプラスする。

牛乳は、スーパーで手軽に買える「最強のサプリメント」のような食品です。
ぜひ、毎日の食卓に「第2群」の主役として牛乳を取り入れ、骨も体も丈夫な毎日を送ってください。

以上、酪農家のみやむーでした!

この記事を書いた人

神奈川県横浜市の非農家に生まれる。実家では犬を飼っており、犬部のある神奈川県立相原高校畜産科学科に進学。同級生に牛部に誘われ、畜産部牛プロジェクトに入部。牛と出会う。

大学は北海道の酪農学園大学に進学。サークルの乳牛研究会にて会長を務める。ゼミでは草地・飼料生産学研究室に所属。

今年で酪農歴10年!現在は関西の牧場にて乳肉兼業農場の農場長として働いています。

【保有免許・資格・検定】普通自動車免許・大型特殊免許・牽引免許・フォークリフト・建設系機械・家畜商・家畜人工授精師・日本農業技術検定2級・2級認定牛削蹄師

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