モッツァレラチーズとは?歴史・栄養・人気レシピを徹底解説

モッツァレラチーズとは? 乳製品
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モッツァレラチーズは、そのモチモチとした食感とまろやかなミルクの風味で世界中に愛されているフレッシュチーズです。ピザやサラダ、パスタなど幅広い料理に使えるだけでなく、栄養価も高く健康効果が期待できます。本記事では、モッツァレラチーズの歴史や種類、保存方法、そして人気レシピまでをわかりやすく解説します。

モッツァレラチーズとは? 定義と特徴

モッツァレラはイタリア発祥のフレッシュチーズで、熱を加えるとよく伸びる「とろける食感」が特徴です。一般的に丸い形で販売され、断面は繊維状。熟成をほとんど行わないため、フレッシュなミルクの風味が残ります。粒立ちのある弾力と、優しい乳の甘みが人気の理由です。

チーズの食べ比べプレート|ナチュラルチーズや熟成チーズの盛り合わせ
風味豊かなチーズを食べ比べて、奥深い味わいを楽しもう。

歴史と起源

モッツァレラの起源は18世紀のイタリア・カンパニア州にさかのぼります。名前はイタリア語の mozzare(引きちぎる)に由来し、成形時に生地をちぎる工程が特徴的です。もともとは水牛(ブーファラ)の乳から作られていましたが、現在は牛乳(ヴァッカ)由来のものが多く流通しています。

ストラチャテッラ チーズとクリームのイメージ
モッツァレラをさらに引きちぎったストラチャテッラ

種類の違い:モッツァレッラ・ディ・ブーファラ と フィオル・ディ・ラッテ

主に2種類に分けられます。

  • モッツァレッラ・ディ・ブーファラ:水牛の乳を使用。コクがありクリーミー。DOP認証のものは高級品として扱われます。
  • モッツァレッラ・ディ・ヴァッカ(フィオル・ディ・ラッテ):牛乳由来。手に入りやすく日常使いに最適。価格も手頃です。

製造方法(パスタフィラータ)と家庭での作り方

パスタフィラータとは?

パスタフィラータ」とは、カード(凝固した乳塊)を熱湯で柔らかくして練り、伸ばして繊維状にする製法。これにより独特の弾力と糸引きが生まれます。

家庭で簡単に作る基本レシピ(目安)

※家庭での簡易レシピです。本格的な製造は温度管理や材料が重要になります。

材料(約1個分)

  • 牛乳(成分無調整) 1 L
  • 食酢(またはレモン汁) 大さじ2
  • 塩 小さじ1/2(仕上げ用)

手順

  1. 鍋に牛乳を入れて中火で約80℃近くまで温める(沸騰はさせない)。
  2. 火を弱め、食酢を加えてゆっくりかき混ぜるとカード(凝固)が分離する。固形物(カード)と透明な液(ホエー)に分かれるのを確認。
  3. カードを布やお玉で取り出し軽く水気を切る。熱湯(70〜80℃)に浸して柔らかくし、手で引きちぎりながら丸める。
  4. 塩で味を整え、冷水で落ち着かせたら完成。

家庭レシピは衛生管理と加熱管理が重要です。初めて作る場合は、信頼できるレシピや動画を参照してください。

栄養成分と健康へのポイント(モッツァレラチーズ 栄養)

モッツァレラは栄養が豊富で、100gあたりの代表値は以下の通り(参考値)。

成分100gあたりの量(おおよそ)
エネルギー約300 kcal
たんぱく質22.2 g
脂質22.4 g
カルシウム505 mg(成人の目安の約51%)
ナトリウム比較的低め(チーズの中では塩分が少ない傾向)

これらの栄養は筋肉・骨の維持や日常のタンパク質摂取に役立ちますが、高カロリーなため量には注意が必要です。食品に関する健康効果は個人差があり、病気の予防や治療を保証するものではありません。

保存方法とおすすめの食べ方

フレッシュチーズであるモッツァレラは鮮度が命。買ったらできるだけ早めに食べるのが理想です。長持ちさせるポイントは次のとおりです。

  • パッケージ内のホエー(乳清)は捨てずに密閉容器に入れて冷蔵(2〜3日以内に食べ切る)。
  • 冷凍する場合はカットしてラップで個別包装。解凍後は加熱して料理に使うのがおすすめ。
  • 開封後は空気に触れやすく風味が落ちるため、オリーブオイルで覆う保存や、密閉で冷蔵が良い。

おすすめの食べ方

生でスライスしてサラダ(カプレーゼ)、ピザのトッピング、焼いて食べる(焼きカプレーゼ)など、多彩に使えます。和風アレンジでは、わさび醤油やめんつゆに漬ける食べ方も人気です。

人気レシピ:カプレーゼ・ピザ・アレンジ

1. 定番:カプレーゼ(2人分)

材料:モッツァレラ100g、完熟トマト1個、バジル適量、オリーブオイル小さじ2、塩・黒胡椒少々。

  1. トマトとチーズをスライスして交互に盛り付ける。
  2. バジルを飾り、オリーブオイルを回しかけ、塩と黒胡椒で味を整える。
カプレーゼサラダ
モッツァレラとトマトのカプレーゼ

2. ピザ・マルゲリータ(家庭用)

材料:ピザ生地1枚、トマトソース適量、モッツァレラ100〜150g、バジル。

  1. 生地にトマトソースを塗り、ちぎったモッツァレラを散らす。
  2. 250℃前後で10分程度、チーズがとろけるまで焼く。焼成温度は機器で調整してください。

高温で短時間に焼くと香ばしく仕上がります。家庭用オーブンでは予熱を十分に。

モッツァレラチーズたっぷりのピザ
とろけるモッツァレラがのったピザ

3. ちょっと変化球:桃とモッツァレラのサラダ

桃の甘さとチーズのまろやかさが相性抜群。デザート感覚で楽しめます。

まとめ

モッツァレラチーズは、イタリア発祥のフレッシュチーズで、クセのない味と弾力ある食感が特徴です。栄養価が高く、筋肉や骨の健康をサポートしつつ、サラダやピザなど幅広い料理に活用できます。保存方法を工夫すれば鮮度を長持ちさせることも可能。自宅で手軽に作れるレシピや、カプレーゼ・マルゲリータといった人気料理に取り入れることで、毎日の食卓をより豊かに彩ってくれます。

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この記事を書いた人

神奈川県横浜市の非農家に生まれる。実家では犬を飼っており、犬部のある神奈川県立相原高校畜産科学科に進学。同級生に牛部に誘われ、畜産部牛プロジェクトに入部。牛と出会う。

大学は北海道の酪農学園大学に進学。サークルの乳牛研究会にて会長を務める。ゼミでは草地・飼料生産学研究室に所属。

今年で酪農歴10年!現在は関西の牧場にて乳肉兼業農場の農場長として働いています。

【保有免許・資格・検定】普通自動車免許・大型特殊免許・牽引免許・フォークリフト・建設系機械・家畜商・家畜人工授精師・日本農業技術検定2級・2級認定牛削蹄師

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