乳糖不耐症で牛乳や一般的なスイーツを避けている人向けに、材料2つ・オーブン不要で作れる「ココナッツサブレ×ヨーグルトのチーズケーキ風」レシピを紹介します。ギリシャヨーグルトなど低乳糖の選び方、乳糖量比較、置き時間による食感の変化まで実食データつきで解説。短時間で作れて罪悪感も少ない、毎日のデザートにぴったりの一品です。
先に要点
ギリシャヨーグルト(無糖)or A2ミルク使用ヨーグルト+ココナッツサブレで作る方法は、乳糖不耐症の人でも比較的挑戦しやすい。 置き時間を調整すれば好みの食感にでき、材料2つ・火不要で継続的に作りやすい点が最大の魅力です。
乳糖不耐症とは何か
乳糖不耐症は、牛乳に含まれる乳糖(ラクトース)を分解する酵素「ラクターゼ」が不足することで、 腹痛・下痢・膨満感などが起きやすくなる状態です。
日本人では成人の多くがラクターゼ活性を徐々に失うため、珍しい症状ではありません。
乳糖不耐症の人が「ヨーグルト」を選ぶ際のポイント(酪農家の視点)

- ギリシャヨーグルトを優先:水切りでホエイ(乳糖を含む水分)を除去しているため乳糖が少なめ。
- 長時間発酵タイプ:18〜24時間発酵の低温タイプは乳糖の分解が進みやすい。
- A2ミルクを使ったヨーグルト:牛乳中の主要なたんぱく質「β-カゼイン」の型が違う(後述)。
- 商品ラベルの乳糖表記をチェック:100gあたりの乳糖量が分かれば比較しやすい(記載がない場合はメーカー問合せも検討)。
- 少量ずつ試す:個人差があるため、初回は半量から様子を見るのが安全。
A2ヨーグルト(A2ミルク)とは?
A2ヨーグルトは、A2ミルクのみを原料として作られたヨーグルトです。
牛乳中の主要なたんぱく質「β-カゼイン」には主にA1型とA2型が存在します。
A1型とA2型の違い
- A1型β-カゼイン:消化過程でBCM-7というペプチドが生じ、腹部不快感を訴える人がいる
- A2型β-カゼイン:BCM-7が生成されにくい
A2ミルクはA2型のみを含むため、 「乳糖不耐症の方」にとって、消化が楽になる可能性があります。
乳糖量(目安)比較

| 食品 | 乳糖量(目安 / 100g) | コメント |
|---|---|---|
| 牛乳 | 約10g | 基準値(症状が出やすい) |
| 通常ヨーグルト | 約4〜6g | 発酵により減少 |
| ギリシャヨーグルト | 約2〜4g | 水切りでホエイを除去。乳糖が少ない |
| 長時間発酵ヨーグルト | 約2〜3g | 低温長時間発酵で乳糖がさらに減少 |
| A2ヨーグルト | A2型のみのため負担減 | BCM-7が生成されにくい |
※上記は目安値です。商品や製法で差が出ます。購入前に栄養表示を確認してください。
材料(1〜2人分・超簡単)
- ギリシャヨーグルトまたはA2ヨーグルト (無糖)…100〜150g
- ココナッツサブレ … 2〜3枚(好みで量を調整)

作り方

- 容器にギリシャヨーグルトを入れる(平らに整える)。
- ココナッツサブレを縦に刺す(刺し方で見た目が変わるのでお好みで)。
- ラップをして冷蔵庫で6〜12時間寝かせる(6時間でしっとり、12時間でより濃厚)。
- 好みでフルーツ(ベリー類)やローストナッツをトッピングして提供。
調理のコツ(専門家メモ)
- ヨーグルトはできれば常温に近いものを使うとクッキーが均一に水分を吸います。
- ココナッツサブレが大きい場合は、割ってから刺すと中までしっかりしっとりします。
- よりレアチーズに近づけたいなら、置き時間を長め(8〜12時間)に。
- ギリシャヨーグルト:より濃厚でレアチーズ感が強い
- A2ヨーグルト:さっぱりで後味が軽い
変化球(代替クッキー3選と相性)
ココナッツサブレが手に入らない場合や風味を変えたい場合のおすすめ:
- 全粒粉ビスケット:香ばしさ重視、食感はややしっかりめ。
- アーモンドクッキー:ナッツの風味が加わり、トッピングなしでも満足度高め。
- ライスクラッカー(砂糖控えめ):より軽い食感で低カロリー志向の方に。
- オレオ:いちごクリーム味でストロベリー風も!
アレンジと提供アイデア
- 朝食代わりにグラノーラを少量足すと食感と満足感がアップ。
- ベリーソースをかければ色味と酸味が合わさりデザート感が増す(ソースは少量でOK)。
- タンパク質を強化したい場合は、プロテインパウダー(無糖)をヨーグルトに混ぜてから使う方法も有効。
保存・衛生ポイント
作り置きは冷蔵で24時間以内が目安。長時間放置するとクッキーが過度にふやけ風味が落ちるため、早めに消費するのがおすすめです。
安全に楽しむために(乳糖不耐症の方へ)
個人差が大きい分野です。初めて試すときは少量から、食後の体調を確認してから分量を増やしてください。既往症や強いアレルギーがある場合は医師と相談することを推奨します。
まとめ
- 材料はギリシャヨーグルトとココナッツサブレだけ。冷蔵庫で6〜12時間置くだけでチーズケーキ風に。
- ギリシャヨーグルトや長時間発酵ヨーグルトは乳糖が少なく乳糖不耐症の人に向く(100gあたり約2〜4g)。
ギリシャヨーグルトとココナッツサブレの組合せは、材料2つで作れる低負担なチーズケーキ風デザート。 乳糖量が少ないヨーグルトを選べば、乳糖不耐症の方でも挑戦しやすい一品です。置き時間で食感が変わるため、6〜12時間で好みの仕上がりを見つけてください。
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